人材コンサル・採用コンサルは、絶対に使うな!

「えっ、なに?」
と、思われたかもしれません。

今一番コンサルティング業界で熱いのが、この「採用コンサルティング」です。なぜかは、お分かりでしょう。企業にとって欲しい人が来てくれないので。採用に特化したセミナーも多いですね。
(果たして、それが事実かどうかは横に置いて。)

採用コンサルティングをしているコンサルタントの先生、貴社のために活動してくれているのでしょうか。お金・コンサルタントフィーを支払うので、頑張ってくれているはず、そう思っているはずですね。

そのコンサルタントさん達、自分のお金で、自分の責任で、従業員を雇ったことがあるでしょうか。
答えは、おそらく多くの場合「否」。

大手の企業内で採用業務をやっていた先生なら、なおさらアウト。「そこでのやり方=お金の使い方」ですので、多くの中小零細企業がマネをしにくいのです。

社長さんや人事総務のご担当者さんは、「この先生、採用や人材活用のことについて詳しくて、素晴らしいわ」と思っているかもしれませんが、多くは「一般的な、かつ常識的な内容」をお話しになっているだけです。逆に言うと、当たり前のことができていないので、当たり前のことで感動感激するわけです。
(採用・人材活用は、企業様によって全く違いますね。)

面接チェックシートがない、適性テストをやっていない、グループ面接をやっていない=大手企業なら当たり前。入社時にも、労働条件通知書・労働契約書を渡していない、など本当に常識的なこと。採用前のことについても、「貴社ならではの特色」「ホームページで自社情報の公開を」と言われたと思います。が、多くの企業様では、その自社の特色を探すのを苦労します。
(本当は、2時間3時間ヒアリングをすれば、出てくるのですが。)

人材コンサルタント・採用コンサルタントに頼る前にできることは多くあります。

「自社にとって、都合の良い人」ではなく、戦力になるのに時間が掛かるのであれば、可能性や潜在的なスキルに賭けてみる、どうでしょう?未経験者でも良いのでは。新卒者で同じ教育訓練をするのであれば、素が白い方が伸び代はあると信じています。

弊研究所でも、採用のコンサルティング業務を行っています。でも、企業様が本心で「欲しい人」を教えていただかない限り、最適・ベストな採用コンサルティングはできません。

まず、自社でできることから、始めていただきたいと思います。
「人材の募集と採用」

※従業員数は十数名から百数十名の企業様を想定して書いています。

例えば、自社ホームページにただ単に労働時間や休日、手当の名称を羅列した「求人情報」を書くのではなく、「新しく入社した人の声」「社長・採用担当役員の声」を書いてみましょう。長く勤められる職場、ある程度シフトの希望が叶う、まかないが美味しい、そういう情報をホームページや求人票に反映させましょう。「給料が安い」ではなく、残業や営業がほとんどないことの裏返しと言うことも。


おまかせください

●各種「人事労務」テーマのセミナー講師
安全管理措置コンサルティング・特定個人情報取扱規程の策定
●無期転換・5年ルール対応コンサルティング

株式会社 戦略人事研究所

関係事業者:大阪社労士事務所では、無期転換対応セミナー、マイナンバーセミナーを開催しています。