時間を掛ければ良い仕事ができる、説

長時間労働を問題視している企業様に訪問。
社長「うちの会社、長時間労働なんてさせてませんよ。総務部長の独断なら、総務部長と話しして。」

名刺交換をする前に、挨拶だけして、応接の場所から離席(社長は座ってませんね)。


こちらの企業様ではなく、よく私が言われることは…

  • 総務部・管理部門は、金も稼がないのに、文句ばかり言う
  • 良い仕事・成果を出そうとすると、時間が掛かって当たり前。知らないのに、時間で切り上げろとは、それこそ暴論
  • この業界は、時間が掛かるのが常識(IT系、広告、デザイン、建設、運送、飲食でとくに言われますね。飲食・店舗は仕方ない面も)
  • 定時で帰れるのは、役所と上場企業だけでしょ(実情は違いますね)

前回「経営トップの宣言」とだけ書きましたが、真剣に解決に向けるなら、「長時間労働は、特定の人?部署?場所?職種?」のチェックを。属性と過去数ヶ月の勤務実績で、表化できます。
(時間外労働・休日労働の実態が分からない??)

これだけで、解決の糸口が見えます。人手が少ないのか、ダラダラ残業なのか、業務量過多なのか、処理能力の問題か。人員の適正配置・業務の適正配分で、感覚的には7~8割の時間外労働・長時間労働の問題は解決に近づけるかと。

完全に人手不足に見える場合は、新たに従業員を雇うことでしか解決しないこともあるでしょう。

「できない」「無理」では解決に至りません。「どうしたらできるのか」「必ずやりたい」そう思っていただくことが、問題解決の第一歩です。管理部門が危機感を持つのではなく、経営陣を含めて、意思統一(に、近い状態)が必要です。

そして、弊所にご依頼いただく!


総務部長「いやあ、悪かったです。私のクビが危ないですね。」
私「いえいえ、雰囲気を味わわせてもらっただけでも。」

頑張ってください!


おまかせください

●労働環境の改善コンサルティング(長時間労働の見直し含む)
●各種「人事労務」テーマのセミナー講師
安全管理措置コンサルティング・特定個人情報取扱規程の策定
●マイナンバー監査サービス・内部監査対応
●無期転換・5年ルール対応コンサルティング

株式会社 戦略人事研究所

関係事業者:大阪社労士事務所では、無期転換対応セミナー、マイナンバーセミナーを開催しています。