その現象や考え、既に名前が付いています

ネットには、色々な情報が満載。
とくに、facebookがコミュニケーションツール、集客ツールとして利用されるようになってから、ますます情報は増えるばかりです。

見ていると、色々なコンサルタントさんやカウンセラーさんが、「オリジナル」を連発していますが、よく見てみると過去の理論の亜流が多いですね。確かにオリジナルでしょうが、亜流であることは隠します。
別に、コンサルタントさんカウンセラーさんを攻撃する意図は全くありません。

「名前」が付いている、これです。

熱い紅茶に、砂糖を入れると、紅茶がモヤモヤして見えませんか。
あれ、「シュリーレン現象」と呼ぶのだそうです。「もやもや」ではありませんでした。密度、屈折率の関係で、ああいう風に見えるんだとか。

法則名を先に出した方が分かりやすいのが、「メラビアンの法則」。
「人は見た目が9割」を読まれた方も多いと思いますが、メラビアンの法則を少しひねって書いた本ですね。(私も読みました。)ただ、メラビアンの法則、本来の使い方とは違う意味で使われることが多いそうです。

そして、コンサルタントさんの話しではなく、スポーツ選手の話。
「オリンピックでは、真ん中に立って、金色のメダルを手にします」
これは、アファメーション(自己宣言)と言われ、肯定的に宣言することで、潜在能力に働きかけるようにできるらしい。
スポーツ選手の特権ではなく、受験勉強でも使いますね。「○○大学合格」あれ、違いますか。

自己啓発の本を読んでいると、とくに「オリジナルの名前」を付けた現象や考えが多いのですが、既視感にとらわれることもあります。
感心するばかりですが、すでに名前の付いている現象や制度も多いのです。



人事制度の再生」「賃金制度の再生」「評価制度の再生」
当研究所のオリジナルです。