飲食店、繁盛のポイント

先日の土曜日、あるモールに入っている、ある飲食店にランチを食べに伺いました。

関西に少なくとも10店舗以上あるバイキング・レストラン。
(ホームページで確認しました。)

入ってまず違和感を覚えたのが、ホールスタッフの皆さんに笑顔が無いこと。表情が暗いというか、無いというか。そして、声出し、声掛けが不十分です。

「いらっしゃいませ」
お客様が来店されても、入り口のホールスタッフ一人だけ。厨房から見えていても、他のホールスタッフも声が出ていない。

「今から○○分になります」
はい、です。せめて、「ごゆっくり」くらい、あっても良いのでは。

「お皿、お下げします」
声が小さいんです。プラス、やはり表情が無い。

「○○が出来ました」
この、新しい料理が出来たアナウンスが無い。

「ありがとうございました」
またのご来店を、までは求めません。が、無いんですよ?!

ホールと厨房のコミュニケーション、声出しも無い。
「○○がなくなりました」「○○が出来ました」があれば…。

10数店舗も関西にあるのですから、ホールなどの接客マニュアルもあるのだろうに。静かで、いちいち声を出すなと言う発想なら、分かります。もっと高級店なら、別の接客・ホール運営もあります。ホールスタッフの多くは、使い終わったお皿を片付ける係で、接客はされてないんです。

でも、『活気が無い』、これに尽きます。
お客様は、土日であれば、これくらいは入って当然、箱も大きいので。

そして、健康そうなコンセプトを謳っている、このお店のお料理。
めちゃくちゃ、「塩辛い」んです。
お鍋の出汁、和風パスタの味付け、お総菜全般、本当にしょっぱい(東京風)。普段は飲まないウーロン茶を3杯も飲みましたわ。料理の味付けチェックはないんでしょうか? あと、冷たい料理・温かい料理の区別が無い。保温さえあれば、美味しくいただけると思った料理も2つ3つ…。

値段が安いので文句を言うなと言う声もあるでしょうが、せっかく新規出店されたのに、もったいないです。雇用の確保の点からも、是非見直しをお願いします。

●ホールスタッフの声出し、あいさつ
●ホールと厨房のコミュニケーション
●味付けの再点検(しょっぱいのは、ゴメン)

私のような、人事労務メインのコンサルタントでも分かるレベルです。人材教育で、かなりの部分がカバーできると見ました。

いや、素人でも分かる部分が多いお店でした。
だから、料理もメリハリを付けて、美味しくして、お店は残ってくださいね。


おまかせください

●労働環境の改善コンサルティング・働き方改革の支援(長時間労働の見直し含む)
●各種「人事労務」テーマのセミナー講師
安全管理措置コンサルティング・特定個人情報取扱規程の策定
●マイナンバー監査サービス・内部監査対応
●無期転換・5年ルール対応コンサルティング
●社会保険料の節約・適正化コンサルティング

株式会社 戦略人事研究所

なお、「無期転換ルールの対応セミナー」「無期転換の就業規則変更」は、大阪社労士事務所(外部リンク)にて、承っています。