就活の学生さんにおすすめする企業とは

3月に入ってから、就活中とおぼしき学生さんを本町駅周辺、地下鉄の中で多く見掛けます。

2019年は売り手市場だからか、学生さんの顔も明るいような気がします。

採用のコンサルを、学生さんの目から見れば、どうなるのか?
大手企業・上場企業に就職したい、少しでも給与・待遇の良い会社に入りたい、まあ当たり前のことを、学生さんは思っているのでしょう。

売り手市場で、かつ中小企業なら、どのような点がポイントなのか。

就活の学生さんには、人事・採用の担当者に、こう訊いて欲しい。
「研修は、どの程度のものがあるのでしょうか?」

もう少しいやらしく尋ねるのなら~
「資格とか検定の手当はありますか?」

いわゆる個別の労働条件・処遇ではなく、「自分を成長させてもらえる」会社・企業なのかどうか。それが、研修のラインナップにつながると思います。

新規採用者研修・新入社員研修は、新卒者に対しては、行っていても、その次の階層別研修・分野別専門研修がOff-JTで行われるのか。

中小企業と大企業の違いは規模・処遇以外では、能力開発・人材育成の費用の掛け方です。

新卒者を採用して、その人材を育てて、「使える人財」にしようと思う企業は、研修にお金を掛けます。OJTだけで済ますことはないでしょう。もちろん、免許資格のいる、例えば安全衛生法関係の資格ものであれば、講習費用も受験の手間・時間が掛かります。

外部の研修に積極的に参加させてもらえる環境なのか。
挨拶と機械(レジ)の使い方を少し教えてもらって「あとは、できるから」では、ちょっと…。販売士の検定試験にチャレンジさせる、調理師の資格取得を支援する、店舗・ショップであっても成長させてもらえるなら、良い職場です。

新入社員研修以外では、自己啓発だけでしか成長できないのであれば、いずれそう遠くない将来に、その企業を辞めてしまうことは目に見えています。

大企業・上場企業は、もちろんエエと思います。
中小企業でも、エエ会社は山ほどあると思います。
(思います、ばっかりでスミマセン。)

研修制度のしっかりした企業、成長を感じられる企業に就職していただきたいです。

逆に言えば、企業としては、研修制度をしっかりしておきたいところです。


おまかせください

●労働環境の改善コンサルティング・働き方改革の支援(長時間労働の見直し含む)
●人事諸制度のReborn(再生)
●各種「人事労務」テーマのセミナー講師
安全管理措置コンサルティング・特定個人情報取扱規程の策定
●マイナンバー監査サービス・内部監査対応
●無期転換・5年ルール対応コンサルティング
●社会保険料の節約・適正化コンサルティング
●労働条件自主点検表の書き方支援

株式会社 戦略人事研究所

なお、「無期転換ルールの対応セミナー」「無期転換の就業規則変更」は、大阪社労士事務所(外部リンク)にて、承っています。

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