働き方改革、中小企業では長時間労働の是正

働き方改革のテーマのうち、中小企業に関係するのは、「長時間労働の是正」です。

もちろん、両立支援、生産性の向上、同一労働同一賃金、無期転換・正社員化なども重要です。が、喫緊の課題と言っても良いのが、長時間労働の問題。まずは、この問題を解決しない限り、他のテーマに着手できないと言っても良いでしょう。

長時間労働、時間外労働・休日労働の肝は、36協定です。
時間外・休日労働の労使協定です。

この36協定を見れば、会社の残業・休日出勤の傾向が見えます。分かりやすい36協定の小冊子があります。

書名:「残業・休日出勤に要注意! 基礎からわかる36協定」

判 型:B5判48頁
価 格:本体400円+税

基礎からわかる36協定

概要:
「36協定」の説明から、「36協定の締結の仕方」や「36協定の注意点」、関係する情報や変形労働時間制における残業・休日出勤の取扱いについて、基礎編から実務編、応用編に分け、図表や具体例を用いてわかりやすく解説。

目次:
基礎編 36協定の基礎を知る
1 実は時間外労働は違法です
2 36協定って何?
3 36協定がないとどうなるの?
4 そもそも労働時間って?
5 時間外労働には2種類あります
6 休日も2種類あります

実務編 36協定を作る・届け出る
7 36協定で決めること
8 36協定と36協定届
9 36協定届の書き方
10 従業員代表は適切ですか?
11 36協定の締結単位は?
12 締結した36協定はどうする?
13 36協定、周知していますか?
14 36協定には有効期限があります
15 36協定があれば時間外労働させ放題?

応用編 36協定を使いこなす
16 時間外労働の対象とならない人は?
17 人手不足は時間外労働の理由になるの?
18 36協定の時間を超えるとどうなる?
19 限度時間の適用が除外される場合
20 限度時間の例外があります
21 割増賃金、適正ですか?
22 まとめ

「基礎からわかる36協定」は、団体向け冊子のため、一般の書籍には並んでいません。清文社(せいぶんしゃ)へ直接申し込んで、ご購入ください。詳しくは、サイトで直接ご確認ください。
≫≫清文社
≫≫基礎からわかる36協定

著者は、弊社・桑野(=このブログを書いている私自身)です。

何名かの方に読んでいただきましたが、感想は「初めて知ったことがいくつかある」「今までの36協定は間違えていた。届出しなおした方が良い?」「こういう書き方があったとは、全く知らなかった」「分かっていたつもりでしたが、もう一度36協定を勉強し直します」「ホンマですね、弊社のは労働基準法違反になっていました」と、非常に高い評価をいただいています。読んでいただいたのは、上場企業を含め大企業で人事労務部門の管理職にある方、開業している社会保険労務士先生です。出版前後に、約15名ほどに見ていただいた結果です。

36協定を知らずに、人事労務コンサルタントはできません。
36協定が分からずに、働き方改革&長時間労働の是正は実行できません。

わずか、400円ほど、たったの48ページのパンフですが、一度手にされることをおすすめします。


おまかせください

●労働環境の改善コンサルティング・働き方改革の支援(長時間労働の見直し含む)
●人事諸制度のReborn(再生)
●各種「人事労務」テーマのセミナー講師
安全管理措置コンサルティング・特定個人情報取扱規程の策定
●マイナンバー監査サービス・内部監査対応
●無期転換・5年ルール対応コンサルティング
●社会保険料の節約・適正化コンサルティング
●労働条件自主点検表の書き方支援

株式会社 戦略人事研究所

なお、「無期転換ルールの対応セミナー」「無期転換の就業規則変更」は、大阪社労士事務所(外部リンク)にて、承っています。

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