人材確保&定着促進は、まず足下から

何度か書いた記憶があるのですが、「従業員がすぐに辞めてしまう」と嘆く社長がいました。その社長曰く「辞めても、まあすぐに応募があるので、気にしていないけれど」とも。

ただ、人材採用の度に、求人広告を出して、面接のために日本全国に飛び(今は、ビデオ通話も使うらしいが)、社長の人件費や求人費用は相当なものだと思います。

従業員が辞めるときに、ひとこと言って辞める人、何も言わず黙って辞める人、いろいろいて、でも「ひとこと」をまじめに聞いているのか訊くと、「いちいち相手にしていられない」。

別の企業の社長は、従業員から文句が出るとすぐに「それなら、辞めろ」と。そのため解雇と思った従業員がアクション、弁護士事務所から内容証明が届くわ、労働基準監督署から調査の監督官が来るわ、その対応だけでも大変。マイナスの対応です。それに加え、求人もする。でも、また同じことの繰り返し。

戦略人事研究所・人材確保&定着促進は、まず足下から

お金を掛けて人材募集を行って、余計なお金を支払って辞められる。こんな企業は少ないと思うか、多いと思うのか。

経営者様・社長様ご自身で従業員・社員の真の退職理由が分からないのであれば、退職前に「退職時アンケート」を記入してもらう。なぜ辞めるのか、なにが改善されれば続けることができたのか、を書いてもらう。全員が書いてもらえるとは思いませんが、参考のために…。

外部の人事コンサルタント、採用コンサルタントにお願いする必要はありません。依頼しても、求人票の書き方を改善する、基本給をアップさせる、時間外労働を削減する、イメージを変えるなどの小手先しか提案しません。採用の方法を紹介派遣に変えても、同じことです。
(採用コンサルは、自分たちは実際に社員を雇ったことがない方が大半、と言ってよいでしょう。)

危機感があるなら、今いる従業員に「在職している理由」をアンケートで聞く。あるいは、直接聞く。それで十分です。

ある社長から聞かされたのは、「お誕生日」と「感謝の言葉」だと。あの業界のことです。普段、どちらも誰からも言われないので、効果的なことであるらしいのです。「ありがとう」の言葉だけで長期に渡って働いてくれる、その社長はお金は掛けません。

今日からでも始めることはできます。一度、退職時アンケートを採って、あるいは在職理由を聞くことで、明日につながります。


おまかせください

●労働環境の改善コンサルティング・働き方改革の支援(長時間労働の見直し含む)
●人事諸制度のReborn(再生)
●各種「人事労務」テーマのセミナー講師
安全管理措置コンサルティング・特定個人情報取扱規程の策定
●マイナンバー監査サービス・内部監査対応
●無期転換・5年ルール対応コンサルティング
●社会保険料の節約・適正化コンサルティング
●労働条件自主点検表の書き方支援

株式会社 戦略人事研究所

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