2020年、管理部門にとっての良い人材

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2020年 令和2年
株式会社戦略人事研究所 一同

戦略人事研究所・2020年、管理部門にとっての良い人材


「管理部門にとっての良い人材」とは?

  • ある社長に伺うと、気が利いて、文句を言わない人間
    (機械を扱う専門商社、従業員数は数十名)
  • ある社長に伺うと、何でも会社にとって良いことを教えてくれる人間
    (鉄関係を扱う専門商社、従業員数は数百名)
    • ここの総務部長は、違法なことを平気で社長に進言していました。
  • ある企業の総務部長に伺うと、「うちは、はいはいって言っておけば大丈夫」と
    (電気・電子を扱うメーカー、従業員数は数百名)

分かりますか?
つまり、「イエスマン」でしょうか。

ある企業の社長は、「総務とか雑用だから、銀行交渉ができたらそれで十分」というのを伺ったことがあります。それも正解です。

悲しいかな、外部のコンサルタントにも「イエスマン」を求めてくるケースが多いのです。せっかく外部の人材を使って、業務改善・業務改革に乗り出そうとするにもかかわらず、です。もちろん、経営陣の意向に沿うようにアドバイス、コンサルティングをするのは当たり前ですが、経営陣の意見を正当化するために外部のコンサルタントを利用される。間違っていませんが、もったいない気がします。

ある企業の人材育成担当者さんが、外部のコンサルタントについて「実績作りなので、毎年同じことをされるのでなく、新しいことを話してくれる先生が良い。成果なんて期待していない。だから、東京の先生とか名前の通る先生を呼ぶんですよ」と。大阪本社の上場企業様です。
(営業は横文字連発で社員が付いて行っていないがそれで良い、女性活躍はガス抜きなのでそれで良い、らしいです。)


横道にそれました。

管理部門の人材にも、発揮能力を求めましょう。
毎度書いていますが、総務10年、経理10年いたら、最低限でも衛生管理者、日商簿記2級。こう書くと、「資格や検定は当てにはならない」、それも間違っていません。が、やる気は測定できます。あるいは、理論的な正当制。

人事部門にいて、社会保険労務士資格を持っていて、転職活動をするのは、違った意味で問題有り。人事労務部門にいれば、社会保険労務士資格は別として、衛生管理者免許くらいは持っているはず。持っていないのは、やる気のない証拠か、本当は人事労務部門にいなかったせい。

財務経理部門にいたら、「ゆうほう」にどれだけ関係したのか。ただの雑務処理係なら「ゆうほう」も分からないし、雑務処理係が欲しければ、「ゆうほう」経験者は無用です。

最終的には、「イエスマン」でも良いと思います。
が、前段階で、何らかの能力ややる気は確認できますよ。
で、人材ポートフォリオを逆から行くんです。


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