再発防止策は、まずはコレから

ここでのトラブルは、パワーハラスメント=パワハラです。

パワハラが社内で発生した場合、パワハラ防止研修が効果的です。名称に関係なく、管理職研修でも良し、労務管理研修でもハラスメント防止研修でも構いません。ただし、「ハラスメント予防のための研修」などの名前を付けると、受講する方々を身構えさせることもありますので、まずは「管理職研修」と銘打つのも一種の手法です。
(セクハラの防止研修も言いたいところですが、なかなか企業様には浸透しません。)

弊社が関係している企業様では、こんなことがありました。

  • 新入社員研修以外は、やったことがない。管理職が何か分かっていないため、マネジメントできていない。
  • 社歴の長い会社、組織は建前上縦割りのはずが、他部署の一般社員を攻撃対象にしていた。

管理職研修もパワハラ防止研修も、開催したことのない企業様が多すぎます。管理職研修の類いであれば、地域の商工会議所が開催していることもあります。

「管理職とは何か」「組織とは何か」、普段の組織では知ることのできない何かを知ることができるのが、管理職研修です。商工会議所や同業者組合が開催しているのであれば、他の企業の実情も知ることができ、刺激があるはずです。

そこまで、お金と時間を割けない??
研修なんてと思う企業様、経営者様なら、商工会議所主催の「ビジネスマネジャー検定」をおすすめします。

主催者の東京商工会議所のテキストを引用すると、

■「ビジネスマネジャー検定試験」とは?
企業組織の要である管理職(マネジャー)の土台づくり
管理職(マネジャー)は、企業と社員の結節点として、“経営ビジョンの浸透”や“事業戦略の策定・遂行”、“チームのモチベーションの向上”、“人材育成”などの多様かつ重要な役割を担っています。まさに企業の浮沈の鍵を握る要の存在です。
しかし、経営環境が絶え間なく変化する中、課題ごとにゼロから理論や手法を学び始めるマネジメントでは対応が遅れ、取り残されてしまうでしょう。マネジメントの成果(=アウトプット)を出し続けるためには、知識・理論の習得(=インプット)が不可欠です。

管理職(マネージャー)は企業の浮沈の鍵を握る要の存在!
そのため、マネジャーはマネジメントに関する総合知識を身につけることが不可欠となっています。換言すると、マネジャーが成果<アウトプット>を出し続けるためには、マネジメント知識を継続して習得<インプット>しなくてはならない時代であるとも言えるでしょう。
ビジネスマネジャー検定試験は、マネジャーとして活躍が期待されるビジネスパーソンに対し、その土台づくりのサポートを目的とし、「あらゆるマネジャーが共通して身につけておくべき重要な基礎知識」を効率的に習得する機会を提供します。

■”チームとして成果を出す”マネジメントに必要な知識
マネジャーのミッションは「チームとして成果を出すこと」です。
ビジネスマネジャー検定試験では、そのミッションを果たすために必要な知識を大きく3つのカテゴリーに大別し、多岐にわたる実践的な知識を体系立てて学習できるよう、分かりやすく整理しています。
カテゴリーは、コミュニケーションや人材育成、チームビルディングなどを学ぶ「人と組織のマネジメント」、事業管理や課題に応じた戦略の立案などを学ぶ「業務のマネジメント」、リスク管理やコンプライアンス、メンタルヘルスやハラスメントの職場管理を学ぶ「リスクのマネジメント」に分類し、ビジネスの実践の場で必要不可欠な知識や情報を網羅しています。

普段、企業の人事総務・管理部門の管理職の方とお話ししていると、「うちは新入社員研修しかやっていない」「私も、管理職研修なんて受講していない」と言われます。

パワハラに効果的なのは、「管理職とは何か」「組織とは何か」「マネージメントとは何か」を伝えることです。


おまかせください

●労働環境の改善コンサルティング・働き方改革の支援(長時間労働の見直し含む)
●人事諸制度のReborn(再生)
●各種「人事労務」テーマのセミナー講師
安全管理措置コンサルティング・特定個人情報取扱規程の策定
●マイナンバー監査サービス・内部監査対応
●無期転換・5年ルール対応コンサルティング
●社会保険料の節約・適正化コンサルティング
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株式会社 戦略人事研究所

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